3月18日(土)14:30~17:00 松丸本舗(東京)からちえなみき(敦賀)へ ~言葉は想像の源~を開催いたします。
松丸本舗とは?
2009年から2012年まで丸善丸の内本店四階に設けられた実験的書店空間「松丸本舗」。編集工学研究所の松岡正剛と丸善の共同開発プロジェクトとして始動したこの書店は、ジャンルや著者別ではない文脈的な本の陳列方法や、松本清張や隈研吾、山口智子など各界の愛読家たちの本棚を再現するコーナーが話題となり、多くの本好きに熱い支持を受けた。
「本はもっと遊びたがっている」というコピーが示すとおり、松丸本舗では約五万冊の書籍が松岡の脳内を再現するかのごとく、自由自在かつ縦横無尽に並べられていた。松岡のオーダーに応えて丸善が制作した特注の本棚は、意味や文脈を固定されないままに様相を変え続ける有機的な本のあり方を表現し、約六十五坪というわずかな面積ながら「知の迷宮」とも呼べる空間がつくり上げられた。三年という短い期間だったが、知の連環を本と棚で表現した松丸本舗のスタイルは、後続の書店に影響を及ぼした。(丸善雄松堂株式会社HPより)
その10年後のメモリアルな年に、松丸本舗の種子は敦賀の地に降り立ち、ちえなみきとして、独自の花を咲かせました。
北陸新幹線敦賀開業1年前記念として、今回はちえなみきの原点とも言える、この松丸本舗をプロジェクトリーダーとして率いた 和泉 佳奈子 氏をお迎えし、東京(松丸本舗)と敦賀(ちえなみき)の間を、下記の内容にて、つないでいきます。
内容
●松岡正剛と千夜千冊と図書街 ●伝説の実験的書店空間「松丸本舗」 ●言葉は想像の源ーAIシステム「考路」 ●目次読書法(ワークショップ) ●敦賀市と「松丸本舗主義」を語る ●松丸本舗・角川武蔵野ミュージアム・そして「ちえなみき」
(途中休憩を挟みます)
< 講師 >
和泉佳奈子(イズミカナコ)
プロデューサー 百間代表、角川武蔵野ミュージアム館長補佐
松岡正剛事務所在籍時(2002~20)に織部賞、連塾、松丸本舗、企業ライブラリー、近畿大学ビブリオシアター、角川武蔵野ミュージアム「EDIT TOWN」など、数々の企画・制作をプロデュース。2020年「百間」設立。現在「あいだ」のプロデューサーとして、近江ARS(アルス)などの日本再編集プロジェクトや、各界のジャンルを跨ぐ知のライブセッションのほか、古今東西をつなぐ祝祭的な図書空間の構築を手掛ける。
開催詳細
日時 3/18(土)14:30~17:00頃
参加費 無料
定員 20名程度(応募者多数の場合座席の確保が出来ない場合がございます。あらかじめご了承ください)
場所 2Fセミナー&スタディ
お申込み方法 下記参加ボタンから【お名前・参加人数】をご記入の上お申込みください。