9月20日(土) 「草枕」を読む
開催予告

「草枕」(夏目漱石著)を毎月一章ずつ読み進めていきます。

参加者は事前に参加月の範囲に目を通しておき、当日は集まったメンバーで解説や意見を交換します。

難しくて理解ができなかった箇所など、みんなで話し合って理解を深めましょう。

聴講のみや、月単位での参加も可能です。(全13回)

お気軽にご参加ください。

※「草枕」は2024年度読書会参加者で選んだ推薦書籍です。

~推薦者より~

『草枕』といえば、冒頭の「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」ばかり有名ですが、あまりちゃんと読まれていない作品の代表例といえます。作者の夏目漱石自身が「天地開闢(かいびゃく)以来、類のない小説」と評した問題作ながら、海外の文学研究者からの評価も高く、ピアニストのグレン・グールドが愛読したなど、意外な人がファンだったりします。

漢文学・西洋文学・日本文学、東洋・西洋の美術、&禅(仏教哲学)の知識・教養が、主人公の画工をとおして怒涛のように押し寄せますが、内容が難解なわりには、地の文も会話もテンポがいいので、(理解できずとも)すらすらと読むことができます。おまけに、漱石作品のなかで最も奔放といえるヒロインも魅力的です。

■書籍情報

「草枕」(夏目漱石著/新潮文庫)

智に働けば角が立つ――思索にかられつつ山路を登りつめた青年画家の前に現われる謎の美女。
絢爛たる文章で綴る漱石初期の名作。
(出版社HPより)

◆今回の範囲: 「一」の章 ※第1回目の開催

開催詳細

【日時】   9月20日(土) 18:00~19:00
【場所】   2階 セミナー&スタディ
【定員】   10名
【対象】   どなたでも
【参加費】  無料
【申込】   下記お申込みフォームより【お名前・参加人数】をご記入ください
(※定員に達しなかった場合、当日参加も可能です)

 

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