11月は読書推進月間です。4週にわたり、スタッフおすすめの本棚をご紹介しています。

3週目の今回は、1階 世界知 STAGE3の『生きものの不思議』をご紹介します。

コロナ禍ではまった、とある子ども向けの番組で昆虫のすごさを知りました。

いまだに虫は触れませんし、見つければ逃げ回ってしまう私ですがここの棚に来ると
ついつい本を手にとってしまいます。

調べてみると、今見つかっている生き物の種類の半分以上が昆虫。
なんとその数は１００万種にものぼるそう。
その圧倒的な世界に苦手だ嫌いだと言っている場合ではない気がしてきます。

もちろん、「変な」とか「奇妙な」といったタイトルの本もありますが、面白いのは「うつくしい」というタイトルの本も並んでいること。

まるで空想の世界のようなデザインの虫が表紙の本は開いてみると実は標本で、実在する虫ばかり。

「うつくしい」とつけてしまう理由もわかります。

カラフルな体、ユニークでユーモアのあるデザイン、面白い形、優秀すぎる機能、能力。
スポットライトを当てようとするときりがないほど魅力的です。

実際に観察したり触れるのは…という人も本を通してその魅力に少しでも触れて、昆虫の世界を知る入口になれば嬉しいです。

紹介した人:スタッフ蟷螂