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読書推進月間 1回目の朗読『絵のない絵本』
読書推進月間

11月は読書推進月間です。
今年は11月の毎週末、店内放送にて文学作品を朗読しています。

ここでは朗読した文学作品をひとつずつご紹介します。
素敵な作品との新しい出会いが生まれますように。

 

【紹介する作品】
「絵のない絵本」 ハンス・クリスチャン・アンデルセン/著

【作品との出会い】
初めてちゃんとアンデルセンの童話を読んだのは高校生のとき。

【選んだきっかけ】
これから始まる物語の序章が、この企画の最初を飾るのにぴったりだと思ったから。

【朗読した人からひとこと】
11月1日「本の日」にご紹介したのは、アンデルセンの『絵のない絵本』という連作短編集です。
屋根裏部屋で暮らす貧しい画家が、夜に訪れる月から聞いた話を書き留めた物語。
今回はその物語の導入部分を朗読しました。

ここから33夜にわたって、月が世界中で見たことを語ってくれます。

また、私が読んだもうひとつの作品「ぴかぴかする夜」を書いたのは
日本のアンデルセンとも呼ばれた小川未明。どちらも夜の出来事を綴ったお話を選びました。

 

私たちの世界でも、画家が見たのと同じおしゃべりな月だったり、
あの時の停電も遠慮がちなあの雷のしわざかもしれませんね。

 

朗読した人:いっぱい寝て元気いっぱい!スタッフK