今回はポケットにそのまま入れて旅に出たくなるような「文鳥文庫」シリーズをご紹介します。

シリーズは全部で4つ。

第１弾は「日本文学８名作」と称して

太宰治や宮沢賢治、夏目漱石など、誰もが一度は目にしたことのある名作が並びます。

教科書で部分的に読んだ方も多いのではないでしょうか。

第2弾「ふたり」、第3弾「謎」はある一つのテーマで選ばれた作品たちが揃います。

どうしてこの作品がこのテーマなんだろう？と物語を使った新たな楽しみ方を体験できます。

そして第4弾は「果物」。

他のシリーズでは、シンプルでかわいい文鳥がデザインされた表紙が使われていますが、

この第4弾では、小説に出てくるおいしそうな果物が表紙を鮮やかに彩っています。

まるでポストカード、でも中を開けばあっという間に本の世界が広がる文鳥文庫。

短編のお話だからこそできる本の形もとても面白く、持っているだけでどこへでも行けてしまえそうなワクワク感があります。

ちえなみきでは、あちらこちらの本棚に散らばっており

「あっ、こんなところにも」「ここにもあったんだ」

見つけるとつい手に取ってしまう不思議な魅力があります。

宝探しのような感覚で、お気に入りの一冊と出会っていただければ嬉しいです。

発行元：文鳥社

本のある場所：　店内あちらこちら

紹介した人：　昆虫好きスタッフY