◆2024年10月5日(土)「敦賀語り〈源氏物語編〉」を開催いたしました。

このワークショップは「敦賀を【みる】【しる】【まなぶ】　デジタルスタンプラリー」の一環で行われました。

まず最初に、編集工学研究所の所長を務めた松岡正剛の「もののあはれ」の文学と呼ばれる『源氏物語』の見方を学びます。

次に「もの」には運命、宿命といった意味があることを踏まえて、「もの」にまつわる感情につながる本ちえなみきの店内を周り、これだ！と思う1冊を持ってきてもらいます。参加者それぞれが解釈し選んだ本は古典や哲学、社会史やエッセイ、児童書などさまざま。

そして、探し出した本を物語構造（セパレーション│出発・イニシエーション│試練・リターン│帰還）の型にあてはめて考えてみます。

最後に選んだ本への想いを一句もしくは、一首を詠みました。

1階 共読知には今回のワークショップで探し出した本と一句もしくは、一首を展示中です。
それぞれが感じた運命的・宿命的な「もの」に巡る思いを感じてみてください。